リック・ルービン(当時はNYUの学生だった)は、ラップというよりは歪んだベースループとハンドクラップ、いたずら電話の会話からなるシングル"Cooky Puss"を聴いて才能を感じ、"白いラッパー"としてビースティーボーイズを売り出そうとする。リックのコネクションによって、彼らはまだ出来たばかりのデフジャムと契約する。リックがプロデューサーとなり、最初に録ったのがこの"Rock Hard"であった。AC/DCの名曲"Back In Black"のリフをサンプリングしている。後にBoogie Down Productionsもサンプリングしているが、ビースティーのはまさに初期衝動とも言える荒さが目立つ。
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